毒親だと思っていたと言われて

娘と話していると、何がきっかけなのかわからないけれど、一瞬でキレはじめて部屋にこもってしまうことがある。

思春期だから…と言われることもあるけれど、彼女は幼いときから癇癪とも思えるような態度があった。

私から見ると彼女のことがわからなくて、彼女から見ると私がおかしいんだろう。

私は親と子どもは別々の人格だからわかりあえることばかりではないと思っているけれど、彼女は私に彼女が望むことを言ったりしたりして欲しいと思っているように感じる。

以前、私のことを【毒親】だと思っていた、と言っていた。

そう思うことは自由だけれど、私はその言葉を聞いてひどく傷ついたし悲しくなった。

彼女からすると、私は完璧な人なんだそう。
その人を傷つけ苦しめることは、彼女にとって意味のあることなのかもしれない。

「お母さんに甘えられている証拠ですね。」
この言葉ほど残酷なものはない。

甘えられているからこその暴言だと言われると、私はその暴言を受け流すしかなくなる。
間違っても受け取らない。
そんなことをしたらこちらが参ってしまう。

私を毒親だと言うならば、成人したら1日も早く自立できるよう考えて、それを楽しみに生きて欲しい。
私は彼女が成人するまで、快適な衣食住と望むなら学びの機会を提供するだけ。