夢でまた逢えたら

長らく放置してしまった。

この放置している間にあったことを書こうと思う。

愛猫がお空に旅立った。

これを言葉にすることがずっとできなかった。

数ヶ月の介護をする中で覚悟はしていたし、

老衰で見送れたことは本当によかったと思っている。

最期は眠るように旅立ち、苦しまなかった。

ちゃんとお葬式をあげられた。

家族みんなで骨を拾って供養ができた。

だけど、なぜか頭の理解と心が一致してない感覚がどこかにあって

家の中のどこかに隠れているだけなんじゃないかって思う自分がいた。

言葉にすることで「どこかに隠れている」といううっすらとした希望を

自分の手で壊して現実と向き合わなきゃいけなくなる気がしてた。

わかっていたんだよ。もういないんだって。

どこにも見当たらないんだもん。

仕事に行き、家のことをして、

毎日とても早い時間に眠りについた。

小さい子のようにたくさん眠った。

自分の心が壊れないように。

明日が早くくるように。

何度目覚めても夢じゃないんだって自分に言い聞かせるように。

この連休で久しぶりに夜更かしができた。

もう回復する期間は終わったんだなって思った瞬間

ブログの存在を思い出した。

また書いてみようって思った。

もう愛猫には触れられないけど、

次に会ったときに恥ずかしくないような人生を歩みたい。

優しく穏やかで、賢くて甘えんぼなあの子にまた

「あのね・・・あれからこんなことがあったんだよ。」

って話せるような人生を送るんだ。